袷 裾合わせ、裾芯入れ

 

袷の裾合わせをする前に、裾合わせの印より1分上の

表裾の出来上がりに糸印をつけます。

縫うのは裾合わせの印の所。f:id:minamikaze15:20171219203453j:image

 

表裏を縫い合わせたら、裏身頃側から裾芯を入れます。

裾芯は新モスを使います。幅は約1寸。

裏身頃の縫い代部分には裾芯を入れません。

すなわち、裾芯は短く切って留めていくというふうになります。f:id:minamikaze15:20171219203522j:image

縫い方の本によっては1本を切らずに入れてありますが

身頃縫い代部分は厚いですし、裾合わせをした後、脇などたるみが発生した時

この裾芯の入れ方だと調整が容易です。

 

裾芯を60番綿糸で留めます。f:id:minamikaze15:20171219203537j:image

 

身頃縫い代は身頃縫い代で留めます。

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裾芯を入れたら表身頃裾にキセをかけてしつけで留めます。

糸印があるので出来上がりが分かりやすいです。f:id:minamikaze15:20171219203600j:image

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表裾をしつけで押さえたら、裏のフキを出してまたしつけで押さえます。

コテは当てません。しつけで押さえます。f:id:minamikaze15:20171219203634j:image

 

つま先に引き糸を付けます。f:id:minamikaze15:20171219203715j:image